理学療法士(PT)による個別療育プログラムが始動します。

粗大運動の発達をサポートします

粗大運動

「粗大運動」とは、姿勢を保ったり移動をしたり、全身を大きく使った運動のことです。日常生活を送るために必要な基本動作(起き上がる・座る・立つ・歩く・走るなど)に加え、キャッチボールやジャンプといった運動も粗大運動の一つです。

理学療法士の役割

コアキッズでは、この粗大運動の発達をサポートをする役割として、リハビリテーションの専門家である理学療法士が在籍しています。

「運動が苦手」の裏にある「ボディイメージの未発達」

ボディイメージとは

ボディイメージとは、頭の中にある自分の身体への実感のことです。触覚・固有覚(どこでどんな運動をしているかの感覚)・平衡感覚(バランス感覚)によって作り上げられ、日常生活の様々な場面でほとんど無意識に働いています。

「何もないところでよく転ぶ」「走り方がぎこちない」「キャッチボールが苦手」といったご相談をいただくことがよくあります。お子さまが怪我をしやすかったり、集団活動に参加できなかったりして、親御さんの手がかかり悩んでいる方も多いのではないでしょうか?これらの原因として、身体機能の未熟さや興味関心による部分もありますが、ボディイメージの未発達が背景にあることがほとんどです。

ボディイメージが育ってくると

①運動が器用になる(運動を順序立て、力やスピードを調整できる)
②見たものに対する大きさや前後関係などの空間を認識できる
③チャレンジ意欲が高まり、運動の応用が利くようになる

といったメリットがあります。それに加え、注意力や多くの中から必要な情報だけをピックアップする力が向上したり、衝動性を抑えたり、自我の発達も期待できます。

PT個別療育で養うボディイメージ

PT個別療育プログラムでは、さまざまな身体遊びプログラムのなかで触覚・固有覚・平衡感覚を刺激し、ボディイメージを育てていきます。

ボディイメージの発達によって、それぞれのお子さんが運動面で困っていることを解決し、安全かつ快適に日常生活を送り、運動に楽しんで取り組めるようになることを目指していきます。

利用案内

対象者

「よく転ぶ」「動きがぎこちない」「運動に取り組めない」など、身体面で日常生活に困っている2歳前後以上のお子さま

スケジュール

(月)10:00~12:00
(木)10:00~12:00

・1回1時間
・45分間は運動、15分間は相談やフィードバックの時間
※基本的に週2回のご利用をお願いしています。