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コアキッズは、保護者も施設のスタッフも、ともに手をとりあう場所

昨年から子どもが遊ぶところはどこも閉鎖していて こどもの日にも行動制限がかかる。

先日、海外を渡り歩いている夫の友人が日本に帰ってきており、約4年ぶりに再会した。

海外ではすでにワクチン接種がすすんでおり、日本よりも安全にすごせているとの話だった。いったい、日本はどうしてこんなに対応が遅れるんだろうか。安全安心をもとめすぎた結果時間がかかりすぎているのか?

 

そんな話をしながら、思い出せば、8年前大手の会社を辞め、海外に行く!と言ったときはなにを言っているんだ?大丈夫か?ストレスでおかしくなったのか?と随分と心配したものだ。

しかしあれよあれという間に旅立ちを決め、すぐに帰ってくるかと思っていたのに、随分と長い月日が過ぎた。

生活はどうしてるんだ?と聞けば、知り合ったファミリーのおうちで子守をしたり、治験に協力したりで生計をたてているようだ。

例外なく殺されるような危ない出来事にも遭遇しているらしいが、どれも楽しそうに話す。

英会話教室などいってもないのに、寝言でスペイン語や英語を言ってしまえるようになっていた。そして、話すことが日本で生活していれば到底聞くことのない話ばかりでとにかくおもしろい。

 

彼の話で印象に残った話を書こうと思う。彼が過ごした某国では治安が悪く暗殺でなくなる子供も多い。

だが、某国の暗殺で亡くなる子供の数よりも日本で自殺で亡くなる子供の数のほうが多いという話。

こんなにも物に溢れ銃をもつことも規制されたこの国で安全なはずの日本なのにどうして死を選ぶのか?

 

調べてみると、日本の子供の自殺理由として、1位:進路に関する悩み2位:学業不振3位:親子関係の不和となっている。(文部科学省こどもの自殺等の実態分析より一部抜粋)

学校の存在が子どもたちにとってどれほど大きな存在なのかがよくわかるデータではないだろうか。

私自身、高校生の時環境になじめず不登校になり高校を中退したが毎日死ぬことばかり考えていた。

今思えば、環境を変えて進路を変えればいいだけなのにそれができずにいた。

学校にいけなくなることは人生が終わったとさえ感じ自分はだめな子だと生きる価値もないと思っていた。

 

私が子供だったあの頃よりは、多様性が叫ばれ随分と少数派と言われる発達凸凹の子ども達も生きやすくなっているのだろうと思っていた。

しかし、我が子が小学校入学して不登校になり、気づいた。

うん、十年前のあの頃と大して状況は変わってない。

学校にいかなければ、子供が日中過ごすところは、ほぼほぼないのだ。

学校以外での学びの場所は家かオンラインに限られる。

外にでれば、あれ?学校は?と聞かれてしまう。

過ごしにくい世界は変わらなかった。

 

学校になんらかの理由で行けなくなった子どもたちが気軽に過ごせる場所がないなら文句を言っても仕方がない。

だから、作りたいと思った。

 

児童発達支援・放課後等デイサービスの多機能型で児童発達支援をメインにしたコアキッズが、多機能型なのはここが理由でもある。

もちろん、当初は的をしぼり、安全面も考慮すれば児童発達支援のみで開業したほうがいいのではないか?という話もあった。

だが、児童発達支援を卒業し、そのあと、学校に行きにくくなった子どもがいたらふらっとよれるような場所としても存在したいという思いがあった。

 

なかなか、公的な教育機関は変化が遅いから、できることをできる機関がやるしかない。

私に今できることは、今働く施設にいる優秀なスタッフによる療育を必要な子供と保護者に出会わせる為に動くことだと思っている。

そう思い今、このブログも書いている。

 

ここで注目してほしいのは、必要な人という点。

だれもに提供したいわけではない。

コアキッズが他と違うのは、子供だけを頑張らせる場所ではないということ。

これから子供を育てる保護者との対話ややりとりの中で保護者も施設のスタッフもともに手をとりあう場所だ。

私もいち保護者として言語聴覚士だったり保育士に教わることがある。

親が見ている世界以外の子供の様子を知り学ぶことも多い。

もちろん、子供のことを一番知っているのは親だ。

産まれてからこのかた一番子供のことを見てきているのだから、支援者も分かったつもりになってはいけないと日々伝えている。

 

ただ、信頼できる大人や頼れる大人、遊んでくれる大人を親以外につくるという環境設定は、親にしかできないのだ。

そう、だから、保護者と私達は少しの間だけど一緒に育てる同士でありたいと思っている。

だから、保護者も一緒に考えて、おうちであそびの実践もお願いする。

 

ともに成長する。そんな場所である。

 

一緒に私達と考えませんか?お子さんが生きる楽しさを感じ明日がくるのがわくわくするそんな日々をすごせるように。

 

生きることはもっと楽しく、わくわくしていいはずだから。