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自閉症児いちごちゃんとの出会い

4月から、core kidsに入職した、みなっちです(*^o^*)

わたしは去年度まで公立のこども園に勤めていました。
担任の経験もしましたが、最後の1年間は4歳児クラスの障害児加配として働きました。

そこで担当した、重度知的障害・自閉症の“いちごちゃん”(仮名)と出会い、1対1で保育することの楽しさ、成長に深く関われることの幸せを感じ、療育施設への転職を決意し、今に至ります。

ブログでは、
1、辛かった園生活が楽しい日々に変化したこと
2、発語が無くても友達と関れるようになったこと
を書いていこうと思います。
(書くことを許可して下さった、いちごちゃんママ!ありがとうございます(#^.^#)♪)

ちなみに、いちごちゃんは
・発語なし
・体力底なし!笑
な、女の子でした♪

・園生活ってどんな感じ?
・どうやって友達と関わっていくの?
・加配の先生とどう関係を作れば良い? などが気になる方に何か参考になることがあると幸いです。

1、辛かった園生活が楽しい日々に変化した

いちごちゃんは年中になった時に私立の保育園から、わたしが働いていた公立園に転所してきてくれました。

話を聞くと前の園では
・支えてくれる先生がいない
・友達とのトラブルで謝罪することが多い
・いちごちゃん自身、園に行きたがらないことが多い
・お迎えに行くと早く帰りたくて泣く
そんな日々だったそうです。

話を聞いていて、保育園ってこんなものかな、園を変えたってしょうがないかな・・・
そんなふうに思っても仕方ないことだけど、転所してきてくれたことを嬉しいと感じたことを覚えています。

 

ただ入園時から、全てが上手くいったわけではありませんでした。

・クラス活動に参加できない
・クラスに入れず、1日のほとんどを園庭で過ごす
・偏食があり給食を全く食べれないこと、座って食べれない
・発語がないこともあり、友達もいちごちゃんに興味があるものの関わり方が分からない、等。

 

1学期は特に悩みました。

『園生活は集団活動が基本だけど、本当にその輪に入らないといけないかな?そもそも、輪に入ることは難しい』と感じていました。

でも、その反面、『1人のペースで遊んでも楽しいけど、みんながいる所に行ってみたら、新しい“楽しい”があるかもしれないから一緒に行ってみて欲しい』
と思うようなりました。

これは、いちごちゃんの思いではなく、わたしの勝手な思いであったと思います。

クラス担任と毎日話し合い、困ったら園長・副園長・主任・先輩の先生に相談しつつ園生活を楽しめる手立てを考えました。

 

また、園で話し合うことはもちろん大切ですが、1番大切だと思ったことは保護者と話し合うこと。

・こういうふうに進めたいのですが、どうですか?
・おうちでは、どんな様子ですか?
いちごちゃんママとお迎え時に会話したり、ノートを介しながら話し合ったりしながら家での様子・園での様子を共有します。

いつも、
・いちごちゃんの様子をきちんと教えてくれる
・疑問点、してほしいことを言ってくれる
これらは、園側としてすごくありがたかったです。

もちろん、全てに対応することは出来ないけれど、言って下さらないと分からないことも多いです。また、家や療育での対応と園で対応をなるべく統一しないと、いちごちゃん本人が困り、迷います。

 

これらの会話があったからこそ、いちごちゃんママと良好な関係が築け、いちごちゃん自身にも良い影響があったのではないかなと思います。

そのため、園や先生には遠慮せず伝えて欲しいと思います。
「先生忙しそうなんで・・・」と言われることもありますが、ほとんどの保育士は声をかけられ、頼られたら嬉しいです。

いちごちゃんママと会話を重ねられたこともあり、いちごちゃんにとってより良い関わり方を見つけていき、日々生活していく中で
・クラスで遊ぶ日が出てくる
・クラスの友達と一緒に毎日ご飯・おやつを食べるようになる
・行事に参加する(前園では参加せず)
・いつも友達が周りにいる
・ママがお迎えにくるとまだ遊びたくてママから逃げる笑
こんなふうに生活が変わりました。

それを何より、いちごちゃんの入園時からとは格段に変わった
・落ち着き
・笑い声の多さ
が、物語ってくれたと思います。

2、発語が無くても友達と関れるようになったこと

加配担当の本来の目的は『友達と、担当児を繋げる架け橋になること』だと言われていました。
ただ、言葉という最大のコミュニケーションが使えないいちごちゃんはどうすれば良いのか?
わたしは、いちごちゃんの『好き』『楽しい』をたくさん周りの友達に伝えました。

ここでも、いちごちゃんママが教えてくれていたことが生きます。
・このやりとりが好き
・これにハマっています
・いちごはココがこしょばくて笑います♪
これらを友達に伝えていくと、友達もいちごちゃんとの関わり方が分かり、どんどんいちごちゃんを知っていきました。

そんな日々を繰り返し、いちごちゃんの視野にも友達の姿が映りだし、対大人にしかしなかったやりとりをいちごちゃんから友達にするようになりました。

入園時の様子からは想像つかない光景でした(*^o^*)

・言葉が無いから難しい
・周りと馴染めてこなかったから友達とは関れない
いちごちゃんの成長を見て、全くそんなことは無いと思いました。

いちごちゃんは現在、年長ですが、今も去年度繋がった友達と今も関わっているようです。

園に話しても対応してもらえない、
そもそも子どもが楽しくなさそう、
お母さんも子どもも辛い・・・
なら、もしかしたら園が合ってないのかもしれません。

ここまで書きましたが、もちろん保育園・幼稚園に通えないとダメなことはないと思います。
休んでも、通えなくても良いと思います。
子どもが伸び伸び過ごせることが大事だと思います。

ただ、園を変えれば、園を選べば保護者さんも子どもも楽しく過ごせたり、友達ができるようになったり、園だからこその刺激を受けて成長することもある・・・

園とたくさん会話を重ねてほしいな、気を遣わず伝えて欲しいな、なんて、勝手に願っています。

 

幼稚園、保育園、小学校などの悩みがあればスタッフに教えてくださいね♪
力になりたいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました(*^o^*)